Online英会話の取組み
本校のICT教育推進においては、英語の授業におけるICTを活用した英会話学習の授業のあり方なども検討を進めてまいりました。
2018年後期の試験運用(トライアルレッスン)を経て、2019年5月よりonline英会話の取組みを開始しました。
1 これまでのオンライン学習の運用の課題
これまでのオンライン英会話は「レッスンを受けるだけ」で、事前の準備に多くの機材が必要でした。
昨今では、
❶ eラーニングの要素を加えてiPadなどのタブレット端末を授業で活用し、
❷ レッスン講師を生徒が選択する。
などの幅広い会話の習得を目的とした授業支援サービスが、新学習指導要領の柱となる「次世代の21世紀型スキル」を目指す学習教材として開発が進んできました。
本校では、このような「学習教材の進化」や、本校の教育活動における育成の柱となっていく「次世代で活躍できる人づくり」に向け、そららに対応する学習教材などの進化と、優れた教育サービスの提供が始まってきたことから、学校教育環境の変化に対応する英会話習得において「生徒が使用する自分のiPadを活用しながら、教室で英会話のeラーニングレッスンを受けることのできる各社の教育サービス」の取捨選択の検討を進めてまいりました。
このような経緯から、2019年度より教科指導における学習教材の選択のための運用実施に向けたトライアルを2018年10月と11月に実施し、これまでの古いオンライン英会話システムに見られた、運用課題やハードルとなるシステムの欠点を改善した、新たな教育サービスの有効性を検証する授業体験を企画、それらの検証を経て、2019年度より校内での運用を開始しました。
(レッスンの特徴紹介動画)
本校で採択したオンライン英会話アプリケーションは「kimini」のシステムです。
(2018年後期に実施したh本校でのトライアルの様子です)
2 機能について
具体的には、これまでの英会話サービスでは、Skypeの設定などをしなければなりませんでしたし、使用するパソコンやタブレットなどの煩わしい設定などが必要でしたので、運用面の設定作業の煩雑さがないものとして運用が可能になりました。
また従来は、指定されたレッスンの受講スタイルで興味や意欲の点での学習の深化が継続しづらかったものから、生徒自身がレッスン講師を選択し、テーマの要望などをレッスン前に自身で設定し、徐々に英会話スキルが向上する質の高い教育サービスであることが確認でき、採択を決定しました。
特徴・機能
また、レッスン後のフィードバックもすぐに確認でき、どのような英会話を行なったのかを確認できる機能も優れています。
さらに、kiminiは英検の2次試験対策のコースを初級から上級まで充実させており、英検準1級の2次試験まで対応しています。
0コメント