スマホ・SNS安全教室 開催
スマホ・SNS安全教室(ネット安全教室)開催
インターネット活用リテラシーの向上を目的とし、スマホ・SNS安全教室(ネット安全教室)を7月17日(水)2校時に全校生徒が参加し、千葉県警松戸警察署より少年補導専門員の先生をお招きし、開催しました。
千葉県警察では、学生(小中高生、大学生)、保護者、企業の新入社員等をはじめとした市民に向けてのネット、コンピュータ関連の広報啓発活動を積極的に実施しております。
内容はネットにおけるモラル向上、犯罪防止、情報漏洩防止を狙いとした情報セキュリティ関連などが主な講習内容です。
1 インターネットリテラシーの重要性
現代社会ではスマートフォン等の急速な拡大により、誰もがインターネットを利用できる環境が整備され、生活の利便性はますます向上しています。
しかし、それに伴い、ネット利用犯罪やネットトラブルに巻き込まれる人が増加し、SNS等による個人情報の流出や悪ふざけの写真投稿等、 インターネット空間でのモラルの欠如が社会問題化しています。
私たちは毎日の生活で ITに触れる機会が増大していますが、このような社会での課題は、「ITの利活用における判断力を高めていきながら、よりそのメリットを享受し、豊かに生活を送ることができるように情報モラルや情報セキュリティに関する知識を含めていくこと。」にあります。
2 本校でのICT活用リテラシーの教育
本校では、生徒全員がiPadを授業や学校生活で活用しています。
さらに、家庭生活や日常の生活でのiPad活用に加え、多くの生徒が自分自身のスマートフォンも併用して使用することから、学校教育の場面ではインターネットデバイス(スマートフォン)の校内への持込禁止措置ではなく、自分自身の ITリテラシーの向上を図りながら、より安全で人を傷つけたりすることのないよう、判断が高まるような活用の工夫が多くの場面で行われています。
2014年のiPad導入以降、本校では情報リテラシー向上の教育プログラムの重要性を先生方や生徒の皆さんと共有し、ICT教育機器有効活用に向けてモバイルデバイスコントロール機能やWEBフィルタリングの活用、安心して使用できるiPadの教育設定など、学校教育の場面でも「安心して使用できるインターネット環境作り」と「情報リテラシー向上を目的」を図ってきました。
3 外部講師を招聘しての「ネット安全教室」の定期的開催
このような状況から、本校では専門講師による生徒向けの講習会を毎年開催しています。
昨年は通信会社によるサイバー犯罪防止教育講演会の企画でしたが、今年度は千葉県警松戸警察署生活安全課少年係上席少年補導員の三縄真樹様にご来校いただき、スマートフォンや携帯電話などの情報通信機器の利用に関わる危険やトラブルを未然に防ぐための知識やマナー、トラブル防止策について具体的事例を紹介いただきながらの講習会を行いました。
主な内容は、
1 ネット利用犯罪対策関係
2 ネット利用犯罪の現状・傾向、事例等の紹介
3 不正アクセス・フィッシング詐欺等被害防止対策
4 ネットリテラシー関係
5 インターネットの仕組み及びSNS等使用上の留意点
6 インターネットをめぐるトラブル等の事例紹介
7 ネット上の危険から身を守るための具体的手法等
の7項目で、50分の講習形式でスライドで具体的な事例を紹介いただきながら、お話しをいただきました。
特に、LINEやTwitterなどのSNSにまつわるトラブルの防止、文字だけのコミュニケーションの難しさや危険性、ネットでの「なりすまし犯罪への防御策」、ネット上への不適切な情報の公開による犯罪加害者とならない強い意志作りなどのお話をいただきました。
「ICTを利活用する力とは何か。」毎日の生活でiPadを使用する私たちの学校では、2014年度の運用開始時に取り決めた「seitoku ICTリテラシー」を今後も高めていけるように取り組んでいきたいと考えています。
seitoku iPadリテラシー
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